たった5分で! 【伝え方が9割】

あなたの気持ち、もっと伝わる技術があります!

今回、ご紹介させていただくのはこちらになります。

伝え方が9割 【「伝え方が9割 2」試読版付き】

 

こちらは、コピーライターとして活躍されている佐々木圭一さんによる著書「伝え方が9割」という本です!

コピーライターなんてやってるんだから、元から話すのが上手いんでしょ?って思ったそこのあなた!

違うんです・・・

元々、存在感を消すことに集中し、表現することは苦手、大学では理系に進んで機械工学に打ち込む。

失礼ですが、そんなバックグラウンドを持った佐々木さんが、米国広告賞で金賞を獲得し、アジアの広告賞でグランプリを取得するまでに学んだことを書いてくれているので、大変説得力があります。

この本では大まかに以下のことが学べます。

  • 「ノー」を「イエス」に変える方法
  • 「強いコトバ」を作る技術

それでは、見ていきましょう!

「ノー」を「イエス」に変える方法

ここでは、「イエス」に変えるための3ステップが書かれています。

  • 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
  • 相手の頭の中を想像する
  • 相手のメリットと一致するお願いを作る

です。

さっそく、具体的に見ていきましょう!

自分の頭の中をそのまま言葉にしない

ストレートに思いを伝えることがいい場合もありますが、バクチです。

例えば、デートにいきたいと思った時に、それをそのまま「デートしよ」と伝える時、まぁうまくいかないことの方が多いと思います。

このように、思ったことをそのままいうことをやめましょう!

相手の頭の中を想像する

相手が何を考えているのかをリストアップします。例えば、「何が好物か、何が嫌いか、どんな性格なのか」などを思い出していきます。

ここで、「まだ行ったことないところを巡りたい」や「イタリアンが好き」って話をしたことを思い出したとします。

そうしたらこのステップはコンプリートです!

相手のメリットと一致するお願いを作る

ステップ2で思いついたことを満たせる言葉を作ります!

「驚くほど美味しいパスタのお店があったんだけど行かない?」

これなら、「デートに行こう」と直接行っていないので、「イエス」と言ってもらえる可能性が高そうですよね!

+αの情報!!

この本では、これに加えてStep2の段階でどういう切り口でアイデアを出していくのが良いかが7つ書かれています。

  • 相手の好きなこと
  • 嫌いなこと回避
  • 選択の自由
  • 認められたい欲
  • あなた限定
  • チームワーク化
  • 感謝

「相手の好きなこと」は、すでに考えたので、この中で「嫌いなこと回避」と「選択の自由」を紹介します!

嫌いなこと回避

これは、「これ嫌いでしょ、じゃあやらない選択をしてね!」という切り口です!

今回はデートのことは一旦忘れて、芝生がふまれて困っているので、これを止めたいとします。
芝生に入ることで何が起こると嫌かを考えます。

例えば、芝生に入って農薬の匂いがつくことは嫌ですよね!

そうすれば、相手が農薬の匂いがつかないというメリットと一致するように

「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」という言葉が作れます!

他にも、痴漢に対して、「住民の皆様のご協力で、痴漢を逮捕できました。ありがとうございます。」というのがあります。

これも、相手は逮捕されたくないという気持ちと一致するので、痴漢発生率が下がることとなりました。

選択の自由

これは「相手の好きなこと」の応用で、「2つ以上の相手の好きなこと並べることで、前向きに相手が選べるようにする切り口です。

人は「決断」は不得意だが、「比較」は得意であると書かれています。

「驚くほど美味しいパスタの店か、石窯のフォカッチャのお店どっちがいい?」と聞くと、相手が好きなもののうえに、選べることで決めやすくなります。

ビジネスの場でも、とても有効です!
例えば商談にいきたいとします。そのまま「商談をさせてください」と伝えるのではなく、

「商談をお願いしたいのですが、来週の火曜日と金曜日のどちらがご都合よろしいでしょうか」

のようにそもそも商談しないという選択肢を消しておくんです!

そうすると、曜日の方に意識が向いて、「どっちなら空いてるか」や「月曜日なら」のような考えを誘導しやすくなります。

「強いコトバ」を作る技術

人の感情を動かすエネルギーのある言葉である「コトバエネルギー」を生み出す方法として、本書では5つの技術が書かれています。

  • サプライズ方
  • ギャップ法
  • 赤裸々方
  • リピート法
  • クライマックス法

今回はこの中でも、すぐに実践していくことができそうな「ギャップ法」と「クライマックス法」をご紹介します。

ギャップ法

オバマ氏のこの名台詞はギャップ方が使われています。

「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ」

最初に伝えたいコトバの正反対のワードを添えてあげることで、ギャップが発生して、思いが強くなる印象がありますよね!

クライマックス法

人間の集中力は長くは続きません。集中が途切れそうな人に話にもう一度食いついてもらえる方法がこの「クライマックス法」です。

なんと!! 次のような言葉を前に添えるだけです。

  • これだけは覚えて欲しいのですが、
  • ここだけの話ですが、
  • 他では話さないのですが、
  • 3つのポイントがあります。1つ目は、~

教育実習の時に使いまくったななんて懐かしくなっちゃいました!笑

最後に

今回の記事では紹介できていない部分が多くあるので、ぜひ本を読んでみていただけたらと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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