イノベーションを疎外しないために
イノベーションが起きようとしている際に、それを阻んでしまう人の特徴は以下の3つです。
- 現在の仕組みを信じている人
- 折り合いをつけた人
- 内容が全くわかってない人
現在の仕組みを信じている人
例えば、年功序列がいいと考えている経営層は、転職をして年収を上げていく人に対して
「あんなに転職をするなんて、ろくでもない人材に違いない」なんて考えて批判します。
1つの会社で長く働くことが大事だと信じているからです。
ただそれだと、ある狭い範囲での知識や経験しか吸収できず、
気づいた時には、手遅れになってしまう時代がもうきています。
折り合いをつけた人
こちらも先ほどの例がわかりやすいかなと思います。
ここで、転職を重ねて年収が上がっていく人が現れるとなると、
これまでコツコツやってきて、何年もかけて地道に給料を上げてきた人からすると面白くないですよね。
あの日、「面白そうな仕事があるけど、この会社で頑張るのがいいんだ」と折り合いをつけて、長年頑張ってきた人からすると、その自分が間違いになってしまうのです。
内容が全くわかってない人
これが一番厄介で、総数が多いです。
実業家のけんすうさんが、以下の様に言っています。
「僕らの嫌っているものの嫌っている理由を分解していくと、そのほとんどが『知らない』である。」
例えば、クラウドファンディングを「ファンからお金を取るなんて搾取している」と考えてしまう。
でもこれがダメなら、ほとんどのエンターテイメントは成り立たないですよね。
ちなみにファンクラブを叩いている人なんていないですよね。
ファンクラブとクラウドファンディングはどちらも好きな人にお金を払っているのに不思議ですよね!
本日の気付き
世界のイノベーションを取り入れるため、そして自分の人生にイノベーションが起きることを拒まないために、妥協せず、常に新しい情報を取り入れることが大事!!
参考
イノベーションの起こし方-西野亮廣