抽象化する段階でその後のアプローチが変わる
みなさんは普段どれくらい、物事の抽象化をしていますでしょうか。
例えば「人間だもの」で有名な相田みつをさん
彼の言葉自体って特に特別すごいことを言っているわけではないですよね。
彼の天才性は、「独特のフォントで前向きになれる短めの言葉を紡ぐ」というビジネスモデルにあります。
ここで、相田みつをさんの様な活動をしたいと思った時に、
彼の言葉を「良い言葉」として捉える人と、「ポストカードやカレンダーの2次利用ができる形の言葉」と捉える人とでは、違うアプローチになります。
憧れている人の抽象化
憧れている人を抽象化する時に、多くの人は「手段」を抜き取ります。
そして「理念」や「姿勢」を抜き取れていません。
「手段」を抜き取ると、オリジナルの二番煎じ以下になってしまいます。
自分オリジナルを作りたいのであれば、抽象化の精度をあげる必要があります。
転用した先でみんな競い合っていますが、抽象化の時点で既に勝負は決まっています。
本日の気付き
憧れている人の「手段」ではなく「理念」や「姿勢」を細かくみていくことが大事!
イチローに憧れている人が、彼のことを「攻守共に長けている人」と捉えるか
「基礎を徹底し、一番良い状態を保つ仕組みを確立している人」と捉えるかで行動は変わるなと思いました!
参考
勝負は「抽象化」で決まる-西野亮廣