ふと出たアイデアをどうすれば良いか分かっていますか?
本日、ご紹介させていただくのはこちらです!!

アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編 考具シリーズ
- 作者:加藤 昌治
- 発売日: 2017/03/01
- メディア: Kindle版
以前」ご紹介させていただいた「考具」の続編になります!
たった5分で!【考具 part1】
たった5分で!【考具 part2】
以前ご紹介したアイデア
では、早速見ていきましょう!
アイデアの基盤
アイデアとは、「既存の要素の組み合わせ」です。
ここで、既存の要素を掘り下げてみると、以下のように分解できます。
- 直感体験
- 日常体験・非日常体験
- 間接体験
- 他人の体験談・ニュース・読書など
- 知識
- 雑学など
- まだ知らないこと
次では、この既存の要素を活かす方法をご紹介します!
たぐる
たぐるとは、体験と知識を自分ごと化する技です。
たぐるは大きく分けて2つあります。
- 自分が知らなかったことを「たぐる」
- すでに自分が知っていることを「たぐる」
これをさらに細分化してみると以下のように分けられます。
- ぶつかる: 知らなかったこと × 偶然
- 思い出す: 知っていること × 偶然
- 押さえる: 知らなかったこと × 意図的
- ほる: 知っていること × 意図的
なにこれ…って感じですよね!
詳しく説明しますので、ご安心ください!
ぶつかる
ぶつかるとは、偶然に、自分の知らなかった事と出会う事。
「へぇ」と思ったら、出会った情報に対して無用な好き嫌いをせず受け入れましょう!
「へぇ」って一瞬でも感じたということは、何かがあなたの感性に引っ掛かったということです!
思い出す
思い出すとは、偶然見聞きしたことから、記憶していたのにすっかり忘れていた事柄を、記憶の表層に戻ってくることです!
「そういえば・・・」なんて言葉から始まるものがこれです!
押さえる
押さえるとは、軽度に興味関心のあるテーマや人物などに関して、簡単な調べごとをすることです!
ほる
ほるとは、関係者へのヒアリングや修練によって、専門的な知識や知見を収集することです!
「ぶつかる」→「押さえる」→「ほる」など、複合技で攻めていきましょう!
例えば、ニュースで「ぶつかった」事柄を、ネットで「押さえる」ことをしてみて、そこで得たものを「ほりまくる」といった感じです!
アイデアを広げる方法
ここでは、特にこれは大事だと思った1つに絞ってご紹介します!
ズラし
ズラしとは、意味をズラしていくことでアイデアの数を増やしていく方法です!
例えば、「居酒屋で、高級日本酒に専用グラスを別料金でセット販売する」
これを少しづつ変化させていきます。
「焼肉屋で、高級日本酒に専用グラスを別料金でセット販売する」
「焼き鳥屋で、高級日本酒に専用グラスを別料金でセット販売する」
「ドライブスルーで、高級日本酒に専用グラスを別料金でセット販売する」
全然、見え方が変わってきますよね!
AKB48のプロデューサである秋元康も、CDを握手券に意味をずらしました。
「CDを買って音楽を聴く」→「CDを買って握手する」
いろいろ意味をずらして、アイデアを膨らましていきましょう!
まとめ
様々な体験をたぐり、自分ごとかすることで既存の要素を増やした上で、意味をずらしてみる。
この記事一つでもこの流れを感じ取っていただけたら幸いです。
本書ではここで紹介したこと以外にも様々なアイデアの広げ方などが紹介されています。
もし、興味がありましたら、手にとって読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!